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窓門会便り

 吉窓さん 彦六賞受賞 おめでとう

記 2000・6・25
文 富塚兆弥
 三遊亭吉窓さん。
〔林家彦六賞〕受賞、おめでとうございます。
 この賞は将来性のある若手落語家(真打昇進5年以内、二つ目の噺家)のための賞
で、今回で5回目になります。
 彦六師匠(八代目林家正蔵、通称 稲荷町の師匠)が日大芸術学部映画学科の人と
芝居噺を16mmの映画に撮ったフイルムを貸し出した謝礼を、生前、師匠が受け取
るのを固辞されまして、伊東清さんが預かっていたものを基金にして設立されました。
 従って 賞金は非常に少ないのです。
 落語というより人情噺の[中村仲蔵]に「こんな広い世間にたった一人、わたしの
芸の解る人がいた」という場面がありますが、見ている人は大勢おります。
 賞の選考委員は伊東さんを委員長に、永井啓夫さん、山本進さん、大野桂さん、清
水一郎さん、かわら版の井上社長、大友編集長、高田文夫さんと私です。
 吉窓さんの芸と人柄が高く評価されました。
 特に踊りを修行し、芝居噺の後見、毎年の暮れの鹿芝居の指導など裏方の仕事もキ
ッチリしています。
 歌舞伎もよく見ていて、噺の基礎になっていることでしょう。
 将来 大看板になれると期待しております。
 ますますの精進を心からお願い申し上げます。

2000・7・2 UP









窓門会の規約をちょいと改正しました。
途中からでも入会しやすいように
"月300円"として 年会費を3600円といたします
「早い話しが値上げじゃねぇか」と おっしゃる方もおいででしょう
そうなんです こうなたったら"100円"甘えます
どうか よろしく お願いいたします

窓 門 会 へ の お 誘 い

 いつも真っ直ぐな!
三遊亭圓窓一門(圓窓 吉窓 窓里 窓樹 窓輝)を応援しよう!!
友人や知人にも 声をかけてください
年会費 3600円(月300円)  夫婦年会費6000円
 『入会して損はない』『会費分以上に楽しめる』

**** 大 特 典 ****

プレゼントの品々(年度によって変更あり)

落語協会のカレンダー
落語広報誌・季刊[ぞろぞろ]
圓窓の落語[ぞろぞろ]の載った小四国語教科書
圓窓の高座本

インフォメーション(一門関連の落語会のお知らせ)

小窓情報誌
ホームページ 『圓窓落語大百科事典』
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/ensou/

(会 員)ふ れ あ い(窓 門)

窓門会パーティー(年に一回。参加費は各自負担)

 
申込みに関する事項
@ 郵便局にある振替用紙に住所氏名、電話、FAXを書き、通信欄に「窓門会
  に入会。会員の種別」を明記の上、事務局の勘定方へ送金してください。
A 入会申込書に記入の上、会費はなんらかの方法で納めてください。
B 会費納入の切換えは12月末。途中入会は(月300円×残月)の計算です。
◎ 事務局の飛脚方より会員証を配送いたします


窓門会事務局
勘定方・三遊亭吉窓  〒171・0052 豊島区南長崎4・15・1・201
 T/F 5996・3517
郵便振替口座 00110・1・109340 泉元将男
飛脚方・和田泰子   〒180・0011 武蔵野市八幡町3・2・13・5
T/F 0422・54・3607
思案方・三遊亭圓窓 〒171・0041 東京都豊島区千早2・32・13
T 3957・0876 F 3957・6235 K 090・3136・9505
Eメール ensou@mindcorp.co.jp

2000・3・11 UP







 まるがお通信(ハガキ) 21

1999・12・9 文 千馬千恵

 なんと、圓窓師匠、窓輝さんのお二人とも「一八(いっぱち)」でした。
 これは偶然? すごい!! やはり親子!?
 12月4日、池袋演芸場の夜。二つ目昇進の窓輝さんの[幇間腹(たいこばら)]。 
  同月7日、国立演芸場の[夢現実焙茶湯煙(ゆめうつつほうじのゆけむり)]。
* [幇間腹]では、一八がお座敷に出たときの、旦那に見せたにっこり顔が、よかった。
  「前座に近い二つ目」とマクラで言ったフレーズも、この池袋演芸場が最後ですぞ!三
   味線が元気な曲を奏でる、出囃子は[コンバット・マーチ]。
* [夢現実焙茶湯煙]では「今日は国立演芸場にきてくれて、ありがとう」という、さん
   八さんの声色によって、昭和のあのお方が焙じたお茶からお出ましになりました。客
   席は私も含めてもちろん、その声色の素晴らしさ(!)に笑っているけれども、「(
   故人を)知っているよ。(私が生きている限り)忘れないよ」と、その時代を共有し
   てきた意識と、また、笑って故人を思い出して、今を生きている自分自身の証の笑い
   でもあった気がします。ちょっと改まってしまいましたが、実に楽しい1999年の
   締めくくりにふさわしい噺でした。
1999・12・25 UP
     [幇間腹]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/幇間腹
 [夢現実焙茶湯煙]の梗概は、圓窓五百噺付録袋/圓窓五百噺ダイジェスト/ほうじの茶







 第2回 窓門会パーティーの風景

1999年10月12日(火)
池袋メトロポリタンホテル
文責  今川 桃香

 天気が悪いのに蒸し暑かった1日の締めくくりに、池袋メトロポリタンホテルで窓門会
のパーティ。
 会場にはいると金屏風が正面にあって披露宴みたい。ゴージャスな花束?花カゴ?とに
かくきれいな花があって華やかな感じ。当日欠席の方が送ってくれたものだとか。
 花もさることながら、美女(!)ふたりの受付の方に席を案内してもらう。席には名札
があって、初対面の人とも最初の挨拶が省けて楽ちんだなー、と思っていたら、一門勢ぞ
ろいで開始。
 みんなが揃うと、やっぱりすごい。寄席ではみられないなぁ、って。
 窓樹さんの司会で、二つ目に昇進した窓輝さんの挨拶。
 始まる前に師匠から「なるべく長く話をしろ」と厳命を受けたらしく、本人必死の9分
45秒??
「人前に立って話すのは難しい。座って落語をしていたほうがずっと楽」といっていた窓
輝さんですが、出席者の皆様にはこれからの目標だとか、二つ目昇進で思うこととか、ち
ゃんと伝わっていたはず。
 窓輝さんの挨拶のあと、師匠の旧友からお祝いの言葉と共にシャンパンで乾杯。
 歓談しながらの豪勢なお食事は、テーブルの人たちと話し込んでいるうちに、どんどん
、どんどん出てきて、最後は食べるのに必死。
 ビールとかワインもちょこっと飲めば、すぐウェイターさんが一杯にしてくれて、まる
で「わんこそば」状態。それをまた話ながら、知らず知らず飲んで……。
 だいぶいい調子になったところで、ビンゴゲーム。
 今回のビンゴゲームはちょっと変形したもので、自分の名前を消していくというもの。
吉窓さんがひらがなのカードをひいて、その文字が自分の名前にあったら消していき、は
やく名前が消えて人がビンゴ。
 カードをひいた吉窓さんはどういうわけか、人名ではあまりないような字のカードをひ
いちゃって、ビンゴがでない、でない。
 やっとのことで出たビンゴの人は「タカダナナ」さん。「た」と「か」と「な」の3文
字が出ればビンゴだから、そりゃ早い。その名前が羨ましい。
 2ゲーム目は落語の題名ビンゴゲーム。商品は、参加していた「オフィス樹」の平樹さ
んからいただいた来年度の圓生物語の招待券。あと1年後に商品をうけとるのか。楽しみ
は最後にってやつだな。
 これも「ぞろぞろ」って書いた人がビンゴ。この当たった人は、司会者が例題としてあ
げた「ぞろぞろ」を書いたので、いわいるルール違反。窓里さんの毒舌によって無効とな
りかかったけど、一回目で時間をだいぶ取ってしまったから終了時間が迫っているので、
とりあえず、ビンゴ。

 楽しい事はほんとにあっという間に終わるもんだなぁって、思って。
「次は窓輝さんの寄席で」と参加者一同、上機嫌で帰路についたのでした。
                     ちゃん^\ ちゃん/^

 同じテーブルの人たちと話込んでしまいましてね、あんまり洞察していなかったのでこ
の程度しかかけませんでした。
 次回こういう席のときには目をテーブルの皿のようにして状況把握しておきます。

1999・11・3 UP




チョーーーン  東西  トーザイ

口  上

 まだまだ、蒸し暑い日もあるようですが、いかがお過ごしでございますか。むさ苦しいようですが、事務局よりご案内申し上げます。
 この度、圓窓門下の「三遊亭窓輝」が三年ほどの修業を経て、十一月上席より二つ目に昇進する運びとなりました。
 掴まり立ち(前座)から、やっと、よちよち歩き(二つ目)ができるようになったのが、今の時期。さらに、この先、しっかりとした足取りで己れの道を選びながら、芸の山頂に向かって歩き続けることでしょう。
 いつか、「お供させてください」という者から声がかかること(真打ち)もあるかもしれません。人を従えて、登り続けます。
 しかし、芸の山頂は登れば登るほど、遠くに見えるものです。
 でも、けして、向こうからは近づいて来ないので、登るしか道はありません。
 窓輝はそういう芸道を選択して歩いてます。
 当人も必死でやるでしょうが、みなさんからいただく声援がなによりの励みともなりましょう。今後とも、よろしく、お願い申し上げます。
三遊亭 圓窓
三遊亭 吉窓
三遊亭 窓里
三遊亭 窓樹
 窓門会世話人
――――
三遊亭 窓輝

 就きましては、『第2回 窓門会パーティー』の席上で、次いでに「窓輝」の二つ目昇進を祝わしていただきたく、ご案内申し上げます。

『第二回  窓門会パーティー』
日時 平成11年10月12日(火)夕6時半
会場  池袋西口  ホテル メトロポリタン
(池袋駅西口から徒歩3分  T 03-3980-0700)
会費 15000円
九月二十日までに、同封のハガキにて出欠をいただきとう存じます。
キャンセルは十月九日までに連絡ください。
1999年9月1日 UP