圓生物語

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圓 生 物 語 四の巻

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時:01/09/03(月)18:00〜21:00
場所:国立演芸場(夜)前売り 3000円(完売)


<< 追 悼 圓 生 二 十 三 回 忌 >>
圓生著「寄席育ち」の朗読 青坂章子
口上   窓門
<< 精 鋭 熱 演 >>
[夢八] 横目家助平 改め  柳家一琴
[お花半七] 三遊亭窓樹 改め 三遊亭萬窓
[ちりとてちん] 柳家小のり 改め 柳家禽太夫
<< ニュー真打座談「トークて近きは」>>
一琴・萬窓・禽太夫  司会 三遊亭吉窓
<< 男 の 遊 び 二 題 >>
[錦の袈裟] 柳家小三治
[百年目] 三遊亭圓窓


紐 解 記(ひもときき)四の巻
そ の 15

〔チケットまど〕で 良い席が

一筆しめす  荒井 浩一郎


 〔チケットまど〕担当 三流亭まどべ様。


 9月3日の「圓生物語」拝見致しました。
 小三治一門とのトークも楽しく、充実した内容でした。


 今回、”チケットまど”で購入させて頂きましたが、よい席で、チケット発送の状
況もメールでお知らせ下さったりと、何も不満ありませんので、ご心配なく。
 今回、頂いたメールの中に、「萬窓師匠の真打昇進披露の会のご案内を予定中」と
ありましたが、萬窓師匠には来年、私どもの結婚披露宴の司会をお願い申し上げてお
ります事もあって、是非とも参加したいと存じます。
 これからも、ご案内よろしくお願い致します。



そ の 14

〔チケットぴあ〕から〔チケットまど〕へ

一筆しめす  西山 瑞絵


 〔チケットまど〕担当 まどべさんへ。


 この度、初めて"チケットまど"を利用させて頂きました、西山です。
 もう”ぴあ”で売り切れていた圓生物語のチケットを御手配頂き、とても嬉しかっ
たです。
 当日は小三治一門とのジョイントで、あのトークも楽しかったですよ。吉窓さんの
司会もスムーズで。
 チケットの手配に関しましては、とてもスムーズでなんら不都合はございませんで
した。
 また、とても御丁寧にメールも頂き感謝にたえません。
 それから、御本も頂きありがとうございました。
 円窓師匠直筆の封筒もありがたいもんで。
 圓生物語に関してはいろいろと大変だったようですが、かえって他の一門が入った
ほうがいいのかもしれませんね。
 できましたら又、来年の圓生物語もお願いしたいです。
 本当にありがとうございました。
 とり急ぎ御礼まで。




そ の 13

開演時間への 注文

一筆しめす  近藤 雅俊


〔チケットまど〕担当 まどべ様へ。


「圓生物語」、楽しませていただきました。
 チケットまどを通じての予約は、チケットもすぐに受領しましたし、何の不便もな
く、良かったと思います。
 私達の見えない所で「不手際」も多かったのかもしれませんが、次回への反省とし
ていただければよろしいかと思います。


 会も楽しかったですね。
 小三治一門との共演(競演か?)も良い企画だったと思います。
 一門ではなくても圓生師匠に想いを抱く人はいくらでもいるわけですから、そうい
う方々にも思いを語っていただくというのは当然だと思います。
 噺家に限らず、座談会をやっても面白いかもしれませんね。
「圓生物語」がさらに大きなものになるよう、期待しております。


 一つだけ、注文。
 18:00開演というのはサラリーマンにはちょっとつらいです。17:00の終
業とともに駆けつけなくてはならないので。


  『まどべより 近藤様へ』


    制作側(圓窓も含む)からの答えをお伝えいたします。
   「落語会は芝居と違って、所要時間が読めません。およそ三時間はみておきま
   せんと安心できません。
    会場側の言う終演時間から逆算すると、どうしても、6時になってしまいま
   す。
    ご不便をかけてしまう方々もいらっしゃることになるのですが、ご理解のほ
   どを」
    という次第でございます。
    私からも近藤様にご理解いただけるよう、お願い申し上げます。




そ の 12

はねたあとの 心地よさよ マジックドラゴンよ

一筆しめす  丸田 研一


 先日の〔圓生物語〕は、圓窓師匠の高校同級生(私も)とその細君ら、および小生
の同僚を加え、総勢9名で楽しく過ごさせていただきました。
 鑑賞後の気分が良く、笑いというのは健康にも大変良いのではないかと思います。
 閉演後、「あっさり」が売り物の中華”マジックドラゴン”で、皆で食事して帰り
ましたが、それも含めて参加者一同、とても喜んでくれました。
”マジックドラゴン”は国立演芸場を出て、前の道を右に行き、新宿通の手前の信号
を右に入ったすぐ左側で、店は狭い(客席8とカウンター)がとても美味しく、ビー
ルからワインまでありますので、国立でやるときはおすすめです。


〔チケットまど〕で申し込んだので、景品に冊子をいただきましたが、参加人数分に
足りない4冊しかなく、夫婦は1冊としても2冊足りず、私は遠慮したのですが、配
布できない人が出てちょっと困りました。




そ の 11

忘れていた人との 出会い

一筆しめす 〔ヨ−ガス長屋〕の大家こと富美子


〔圓生物語・四の巻〕では、師匠の思いが伝わってくる中で、楽しいひとときを過ご
させて頂きました。
 いつもながら、円窓師匠は人気者で、私の入る隙もなく、挨拶も出来ず帰ってしま
いました。残念、無念!!!!
 今回もまったく考えられない人に出会いました。(知人の弟さん)。目の前にいる
のが信じられないということで、しばしお互い呆然としてました。
 円窓さんはとても不思議な方ですネ!
 私にとってはとても驚きと興味深いものがあります。・・・忘れていた人と会える
日・・・・
 また、落語とオペラの怪しい関係などなどもりたくさんの企画のいずれかでお姿拝
見します。
 ちょっぴり遠いけど・・・・・・




そ の 10

一琴として 最初の仕事

一筆しめす  柳家一琴


 三遊亭圓窓御師匠様
 昨日は『圓生物語』、ありがとうございました。
 一琴として最初の仕事で緊張しましたが、素晴らしいお客様に助けて頂きまして、
何とかサゲまで辿り着いたと言ったところでした。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
 メールでは失礼かと思いましたが、取り急ぎ御礼申します




そ の 9

プログラムを読んで 苦労を知る

一筆しめす  宇田川


 圓窓さんへ
 ”圓生物語”から”真打昇進披露興行”と、ご苦労さまです。
 ”圓生物語”のプログラムの「圓生物語を振り返って」の文中で、ご苦労なさって
いるのを初めて知りました。
 まあ、円楽という人はそれなりの人なのでしょう。
 多くのファンが昔から「落語が上手い」と言っていましたが、私は「??」と思っ
ておりました。
 落語の「上手い・下手」は、技術・話術だけの問題ではないですからね。
 おっと、ながながお邪魔して、すみませんでした。




そ の 8

落語初観賞の友人を 誘って

一筆しめす  上口ひろみ


 落語を観たことがないと言っていた友人を誘って『圓生物語』へ伺いました。
 友人は大感激。
 私も充実。
 素晴らしい舞台をどうもありがとうございました。




そ の 7

窓門と小三治門との 色のコントラスト

一筆しめす  あきら


 昨日の”圓生物語”、すばらしかったです。
 窓門と小三冶師匠一門の色のコントラストが良かったです。
 両方とも大熱演でした。
 師匠も、汗ボタで熱演されてましたね。
[百年目]って説教くさくて嫌いなんですけど、昨日は素直に聞けました。面白い噺
ですね。
[錦の袈裟]は、あんなにおかしい話だと思ってませんでした。
 マクラも聴けたし、幸せでした。




そ の 6

父と聞いた 圓生物語

一筆しめす  樋口哲弥


「圓生物語」、父とうかがいました。
 とても楽しかったです。
 落語界の裏話も聞けて面白かったです。
 口上のおり、圓窓師匠が挨拶で言葉をつまらせたときは、こちらまで胸がつまる思
いでした。
 師匠の色紙もいただきました。
 新真打の3人もよかったです。
 あと、、、、、、。
 小三治師匠が高座のマクラで言っていた件なんですが、、、、。
 私のもらったプログラムは同じ物が2枚かさなってまして、肝心のページが入って
いませんでした。
 できれば内容、こっそり教えてください。
           (圓窓曰く:すいません。こちらのミスです。郵送します)
 本当に今日は楽しかったです。




そ の 5

圓生物語での朗読は 財産になりました

一筆しめす  青坂 章子


「圓生物語」、お疲れ様でございました。
 そして、本当にありがとうございました。
 朗読の役目として、私を選んで頂けた事、深く深く感謝しております。
 又、たった一日でしたが、お稽古をして頂いた事、私の財産となりました。
 自分のテープを聴いて、師匠のダメ出しを聴いて、文中の言葉を借りれば"うっか
りできない"と改めて思いました。
 本番は、とにかく、軽々しくならない様に気を付けました。後は文の力、演出の力
に頼りました。


 本当に”いい会”で、取り組む側の、そして、お客様の暖かさの中で、落ち着いて
読む事が出来ました。(自分の欠点をあげればキリはないのですが・・・)
 又、お稽古をして頂ける日があります事を願っております。


 師匠の[百年目]も楽しく、しみじみと聴かせて頂きました。
 一人一人の人物に血が通っていて、師匠の深いまなざしを感じました。
 一番後ろで立ち見で聴かせて頂いたのですが、芝居と違って座ったまま長時間を話
し切るのは、当り前と言われればそれまでですが、芸の力ですね。
 落語なんだけれど、一人芝居の様な、でも、まぎれもなく落語で、ウーンと唸るし
かありません。


 師匠の著作〔圓窓ひとりごと〕も楽しく愛読させて頂いています。
 ご家族の事とか愛犬の事とか、クックッと笑い乍ら。でも、社会に対するするどい
ツッコミや、大変な勉強家(そして凝り性?)でいらっしゃる事にも頭が下がります。


 会の制作の平樹さんのおかげで師匠と一緒の高座に立つ事、いえ、口を利かせて頂
く事ができました。今でも本当の事なのかな・・・と思っています。
 今後共、どうか宜しくお願い致します。




そ の 4

今後の 圓生物語を?

一筆しめす  無銭
3日の「圓生の日」、お会いできた皆さん。
 そして、遠くから会の成功を祈ってくださっていた皆さん。
 お陰様で楽しい時間を過ごせました。本当に有り難うございました。
 私は3日に皆さんとお別れしてから、まっすぐホテルへ。

 小三治師匠、さすがでした。とくに、新真打ちのトークでの登場はさすがです。
 出てくるときからタイミング・形も決まっていましたし、弟子の二人の肩に手を置
いて「よくぞ、ここまで育った」と一言いって、引っ込む、その間合い。
 打ち合わせはなかったそうです。そうお伺いして、ますます感心しました。


 圓窓師匠、きっちりとまとめていました。
 特に、今まで旦那は番頭の暖簾分けを伸ばしてきたが、「奉公先で暖簾分けまでし
てもらった息子が、親の店を継ぐ決心をして戻ってくるので、来年には番頭さんへの
暖簾分けをします」いうくだりは、納得が行きました。(圓窓師匠の演出です)
 他にも、圓窓師匠の工夫は多々おありだったようです。


 それにしても、お二人の気合いの入れようは、もの凄かったです。

 翌4日は、圓窓師匠の札幌での講演会があるので、4日朝に、札幌へ戻りました。
 千歳空港で圓窓師匠をお出迎えするお約束だったのですが、なんと、、、羽田空港
へのモノレールで一緒になりました。
 あの過密ダイヤのたくさんの車両の中で同じ箱に偶然乗り合わせました。 

 飛行機は別でしたが、千歳空港から会場までお供しました。
 途中、圓窓師匠のある決意などもお聞きしました。
 今後の圓生物語も、圓生門下が打ち集って、、、というのが理想とは思うのですが、
なかなかにそうもいかないようですし、その代案としては、3日の形が最良と思いま
す。
 圓生ファンのみならず、落語ファンにとってはたまりません。
 圓窓師匠にもご進言(笑)申し上げましたが、三遊・柳の"真剣勝負""二大激突"
 ”頂上対決”(本当のことと思います)、年に一回、そういう落語会があっていい
じゃないですか。
 今回のようなお二人のガチンコと、しっかりした若手の熱演、それが望みです。
 間違っても、名前が売れているからというだけで、出演者として並べないでくださ
い。
 平成の名人を目指して、「圓窓・小三治の四つ相撲」「圓窓・小三治が厳選したお
薦め若手」というような圓生師匠追善の落語会が開けたらと思います。




そ の 3

ハイブラウな落ちに 落語文化の高さを 見た

一筆しめす  小橋 久仁子


 昨夜は、貴重なお噺を伺い、さまざまのこと思い出しました。
 協会の生々しいお話も興味のあるところですが、それよりも何よりも、演目[百年
目]は、ハイブラウな落ちに、落語文化の高さをまざまざと感じることができました。
 お噺を聴いているうちに、とても懐かしい思いにとらわれ、家に帰ってよくよく考
えみましたら、子供のころ聴いていた噺をかすかに思い出し、「そうだ、これが落語
なんだ。噺家と言われる由縁なんだ」と勝手に納得したのです。
 かつての名人といわれた噺家の方々を彷彿とさせる高座でした。


 協会の俗事はさぞや大変なことなのでしょうが、どうぞ、名人芸をこれからも私達
に見せてください。
 国立演芸場もいいのですが、機会がありましたら、今度はぜひ小振りの寄席で伺い
たく存じます。
 眼福耳福を有り難うございました。




そ の 2

ゴタゴタは 釣りにも

一筆しめす  丸山 宏一


 昨日はお蔭様でじっくり落語を聴くことができ、楽しいひとときを過ごすことがで
きました。ありがとうございました。
 当日、配布の印刷物を会場で見たら、印刷面の上下のアキがアンバランスでした。
 次からは気をつけて印刷するつもりですので、ご容赦。
                   (圓窓注:印刷は丸山氏の協賛なのです)
 圓生一門もいろいろゴタゴタがあるようで大変だと思いました。


 私はよく釣りに出かけます。適当に魚が釣れていてリールがうまく回っている内は
いいのですが、釣れなくなって慌ててリールを巻いたりすると、ギコギコになって、
糸がからまって、その内にこんがらかってしまいます。ゆっくりほどいてやろうと思
えば思う程、一層こんがらかって、にっちもさっちもいかなくなって、投げ出してし
まいます。
 そして、しかたなくそのこんがらかっているところを切ってつなぐと、またもとの
ようにスムーズに糸が巻けるようになります。「早くからこうすればよかった」と思
う訳です。


 他人の糸とこんがらかることはそうありません。つながった糸の場合が多いのはや
はり同じ種類の糸同士だからかもしれません。
 こんがらかることを「お祭り」といいます。お祭りはよそから見るのは面白いもの
です。小三治さんのまくらになるほどですから。
 ご検討を祈ります。
   (圓窓曰く:うっちゃっておきますよ。しかし、少なくとも弟子には理解して
    もらうつもりですので、本当のことを伝えます)




そ の 1

新しい[百年目]に出会った

一筆しめす  小芝 繁


 圓窓師匠、誉め言葉に困りますよ!
 芸の境地、すごいところに来ているんじゃないですか?
 ただただ感服です。


 圓生師匠の[百年目]は、圓生百席でもライブのCDでも聴いています。何回も。
そして好きです。
 ぼくは、今夜、新しい[百年目]に出会いましたよ。
 リメイクはオリジナルにしかず、がときには異を唱えてもいい気分になりましたよ。
(譬えはよくないですが)


 今回の寄席を通じて、師匠の温かみを十分に感じました。
 そして、ひょうきんな洒脱も自然だし、偉そうなところが微塵もない。
 ここまで、ずいぶん、ご苦労なさったでしょうね。
 それでも、まだ、向上意欲満々。ひたむきですね。


 たまたま同い年でしたね。昭和15年の辰年生まれ。
 恥ずかしくなりました。強く勇気づけられました。
 なんとすがすがしい寄席。一緒の落語に造詣の深いYさんも私に大感謝でした。
 師匠の味のある熱演、温かい心あふれた高座の余韻に浸りながら帰った次第です。


 実は、サインしていただきたいと持参した用紙、できれば一緒に写してと、デジカ
メも用意して行ったのですが、残念ながら、お願いし兼ねました。
 ひそかに予定した私のサイト「中高年の元気!」のトップページを飾る、『いよー、
圓窓師匠!』は空振りに終わりました。


 とりあえず、9月26日の萬窓さんの”鈴本披露公演”と、10月21日の”落語
とオペラの関係”はぜひ行きたいですね。
 本当にお疲れさま。ありがとう! ありがとう!
2001・11・17 UP